みなさんこんばんは
あっという間に時間が経ってしまいました。昨年度の出題企業様の取材で、事例Ⅰの出題者(試験委員)を知ってからは、出題企業様へのヒアリングもさらにポイントが絞れるようになりました。TBC受験研究会における試験対策では、取材の精度が高まったため、次のような好循環となっています。
取材(1次情報の収集)による好循環
マーケティングでも新製品開発の際には、1次情報の収集が重要であるのと同様に、出題者(試験委員)の潜在ニーズをくみ取り、2次試験の予想問題を作成する際には特に重要であることがわかりました。
「出題企業様を訪問する→出題者を知る→予想問題を作成する→本試験で出題テーマが的中する→出題企業様を訪問する→未出題の出題テーマで問題を作成する→さらに的中率がアップする・・・」
2020年度の受験対策も未出題テーマに絞り、過去に出題されなかったテーマを的中させて(頻出テーマは的中させて当たり前)、受講生の方が通常の得点+プラス40点以上の得点を獲得できるように取り組み始めています。
それでは出題企業様訪問の模様を紹介いたします。
出題企業様の訪問の様子
専務様に案内してもらいました。
まずは、弊社の概要について説明します。
専務様もアメリカの大学で経営について勉強をしていたため、興味を示してくれています。
中小企業診断士の試験の概要についての説明をしています。
弊社の速修テキストを参照しながら中小企業診断士1次試験の説明をしています。
弊社の2次速修テキストを参照しながら中小企業診断士2次試験の概要を説明しています。
昨年度の2次速修テキストに掲載した出題企業について紹介しています。
今回の企業様は出題者(試験委員)が取材に来ていないため、なぜ自社が2次試験に出題されたのかについて質問されました。
専務様からいただいた企業概要を見ながら、企業の全体像を把握しています。
令和元年度の2次試験問題を見ながら、自社との違いなどを検討していただいております。
なぜ、試験に出題されたのかについて、いくつかのポイントを確認しながら説明しています。
確認したポイントは来年度の出題予想に役立つため、書き留めています。
専務様には、いろいろな質問に対して快く対応していただきました。
令和元年度2次試験問題を見ながら第1段落から検討していただきました。
試験問題の行間を読み取るため細かい質問を投げかけます。
質問を通して情報交換が行われます。
葉たばこ業界と新規事業について業界動向も踏まえて教えていただきました。
解答の軸となる行間の情報について書き留めています。
第1問についての質疑応答です。
第1問についての質疑応答が続きます。第1問は衰退業界(衰退市場)についての問題であることが明確になりました。
与件文章にある自社のコアテクノロジーについて説明してくれています。
自社のコアテクノロジーの説明が続きます。
乾燥技術は奥が深い!
与件文章を確認しながら、与件文章にある葉たばこ乾燥機製造に代わる新規事業開発について紹介してくれました。
葉たばこ乾燥機製造に代わる新規事業開発を紹介してくれています。
「試験乾燥」というサービスの具体的な内容について説明してくれています。
「試験乾燥」から生まれた新商品について説明してくれています。
新商品は珍しい物が多く、質問が続きます。
第2問について情報交換をしています。
企業風土について情報交換をしています。
TBC受験研究会の解答速報にもあるように、革新の阻害がポイントでした。
第3問ついて質問しています。
第3問はやはりオープンイノベーションが軸でした。
オープンイノベーションによる有機的な結合の成果について紹介してくれました。
A社のオープンイノベーションでは、民間企業だけではなく、県なども巻き込んでの取り組みでした。この辺は、1次試験でも問われていました。
第4問の事業領域を明確にした効果ついて紹介してもらいました。
第4問とともに第5問についても解答をいただいております。やはり、経営者以外の幹部の育成が大切であることがわかりました。
恒例の2ショットです!
工場内の見学もお願いできました。
工場です。
工場内です。
レイアウトや生産工程などについて詳しく教えていただきました。
事例Ⅲにも活用できる内容のため、たくさんの質問をしています。
快くすべての質問に回答していただきました。
生産管理の将来について情報交換しています。
別棟にある展示場へ案内していただきました。
新商品です。
海外進出のためのブランディングです。
ブランディングの説明をしてくれています。
県も巻き込んだオープンイノベーションの取り組みです。
数々の賞を受賞しています。
授与式の様子です。写真は社長様です。専務様の兄上です。
会社の年表があったため、会社の歴史について質問しています。
オープンイノベーションにより生み出された新商品です。
新聞に掲載された新商品です。
これもオープンイノベーションの結果です。しめ縄の乾燥をしていることには驚きました。
最新の乾燥機です。湿度を維持しながら乾燥できます。
訪問しての質疑応答の中で、解答の方向性が正しいことがわかった!
今回の出題企業様訪問における専務様との質疑応答の中で、事例Ⅰの第1問から第5問までの解答の方向性を確認しました。
その結果、TBC受験研究会の解答の方向性が正しいことがわかったため、今後は、受験生のみなさんが正しい解答の方向性を示せるように、予想問題の作成に取り組んでいきます。
実は、先日の説明会でも申し上げたとおり、すでに取りかかっており、出題テーマはかなり絞れています。乞うご期待!