みなさんこんにちは
TBC受験研究会統括講師 山口正浩です。
令和2年度の2次筆記試験終了後に、様々な情報源から割り出した「事例Ⅱ」の出題企業様を訪問すべく、Z社の担当者からの情報収集やハーブYを取り寄せて試飲しながら、X島へ渡航準備を進めていました。すると、B社社長様から、現状はX島への渡航が困難なこと、また、B社社長様が沖縄へ出張にいらしていること、について連絡をいただいたため、急遽沖縄の那覇での取材となりました。
今回の取材では、今までの取材よりもさらに令和3年度の2次試験対策に活かせる有用な情報を伺うことができました。
取材の様子
急遽、沖縄での取材が決まり、早朝に沖縄入りです!
沖縄は取材の期待に反して、曇り空でした。連日の暑さから、暑い沖縄を予測していましたが、平年並みの気温でむしろ涼しかったです。
ゆいレールで、取材用にセッティングした、会議室まで移動します。
ゆいレールに乗り込みます。
取材は今までと同様に「早稲田出版」としてお願いしています。数台のビデオカメラを持ち込んだため、会議室の担当者は雑誌用かTV用の取材だと思っていました。
カメラが数台取り囲む中で、取材が始まりました。早稲田出版の買収は、出題企業様への取材や元試験委員の先生方への取材など、様々な取材の円滑な実現に大いに貢献しています。当時は想定していなかった動的なシナジーを実感しています!
まずは、B社社長様と令和2年度〔事例Ⅱ〕の事例問題について、1行ずつ確認していきます。
B社社長様は、事例の与件文には掲載されていないB社を取り巻く環境や文章の背景について、ビジネスにかける想いも交えながら教えてくれました。
取材の前半は、主にB社を取り巻く環境についてのお話です。
取材が続きます。B社社長様の言葉の一つ一つに試験委員の先生の問題作成に対するヒントがあります。
自分が試験委員ならば、「B社社長様のコメントから、どのような知識軸で問題を作成するだろうか」といった想像を膨らませながら取材を続けます。
さらに、B社社長様の言葉は熱を帯びてきます!
さらに、与件文章を深く掘り下げるために質問をしていきます。
質問内容について、丁寧に回答してくれています。
多くの受験生が気になっている第3問(設問1)について質問しています。
B社では「多角化戦略」を行ったという結論でした!
実際のB社が行ってきたことと、出題者である試験委員の先生方が与件文章に付け加えたこと、との違いを教えてくれました。
「試験委員の先生方にしか伝えていない与件文の箇所」は、来年度(令和3年度)の予想問題を作成する際の大きなヒントとなりました。
毎年恒例の記念撮影です。今年はマウスシールドをつけての撮影です。
B社社長様、長時間の取材ありがとうございました!
始発便で沖縄入りして、羽田空港に戻ったときには最終便でした。取材に同行したスタッフのみなさんもお疲れ様でした。
取材動画
今回の取材動画は、企業名や試験委員の実名がどんどん飛び出し、オフレコの部分が多く編集が大変でしたが、とても有用でした。令和3年度試験対策のカリキュラムに含まれる「実力完成演習」や「出題企業分析講座」を作成する際に、受講生の方とも試験対策上合格に直結する情報は共有していきたいと思います。