中小企業診断士2次筆記試験合格者

2020年度2次集中DVD通信講座 岡田 一馬様

中小企業診断士を目指した理由

 私は現在勤務する製造業の営業職として十数年業務経験を積んで来ましたが、昨今事業環境が大きく変化する中で、対応できない場面が増えていることへの危機感がありました。その時、広範囲な知識を学ぶことができる中小企業診断士に出会い、最初は自己啓発のつもりで半ば軽い気持ちで学習を始めましたが、次第に中小企業診断士の意義や奥深さを知り、何としても合格したいと思うようになりました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 ①体系化された二次試験の解法、②質量ともに優れる講義動画の存在、③通信講座で時間の融通がつけやすいこと、の3点からTBCを選択しました。
 私は初めて一次試験に合格した当初、他校の二次短期講座に通いましたが、それまで何の準備もしていなかったこともあり、二次試験の勘所が掴めず得点も伸びないもどかしい日々が続きました。そのような時、書店でTBCの2次速修テキストに出会い、具体→抽象→具体のプロセスで複雑な事例をロジカルに分解する方法論の理解し易さに感銘を受けました。また講義動画も説得力があり、なぜそういう解答になるのかということがロジカルに説明され、なるほどと腹落ちする経験を得ました。加えて、通信制で時間の融通が比較的つけやすく、仕事や家事育児と両立しながら学習が進められる点も魅力的でした。

TBC受験研究会活用法

1次試験の学習

 私が合格した2020年度は一次試験からの出直しでした。過去二度の二次試験で知識の重要性を痛感したため、これを機に知識を網羅的に定着すべく、TBCのテキストとYouTubeの講義動画で7科目全てを一から学び直すこととしました。7か月もの期間が掛かりましたが、知識補充を通じて二次試験対策にもなり、結果的に合格への近道であったと感じています。

2次試験の学習(2次集中DVD通信講座の活用)

 事例の設問文・与件文を見て、用いる知識や解答の方向性が条件反射的に思い浮かぶ状態を目指し、復習の繰り返しに重点を置いて学習を進めました。
 診断士を目指す方の定番の課題の一つは学習時間確保だと思いますが、私自身も会社勤めをしつつ、幼い子供がいるため家事育児の時間も必要で、まとまった学習時間はそう多く確保できません。このため、隙間時間を如何に活用するかということに心を砕きました。具体的には、事例1~3は単語カードに、演習問題や過去問の設問・解答の要約や、使用した抽象化ブロックシートの知識を記載し、通勤時間などの隙間時間に、内容を覚えるまで反復学習を行うスタイルを取りました。過去問はもちろんのこと演習問題や模試も難易度は高く、初見では対応が難しい設問も少なからずあるので、正直なところ、受験生時代を通して立派な解答を書けた経験はありません。ただ「今後類似問題に出会った際は対応できるようにする」という気持ちで、復習に重点を置いて地道に取り組みを続けました。
 事例4については、私はアカウンティングやファイナンスには仕事上無縁で経験が浅いため、まずはMD定量分析・定性分析やCF計算、CVP分析、電卓の活用方法といった基礎的な部分を確実に習得するようにし、その後は演習問題と過去問を通勤電車内などの隙間時間も使いながら、数をこなして解答速度と精度向上に努めました。

スクーリングオプション

 新たな演習問題に触れることができるスクーリングオプションは毎回申込みました。グループ内の受講者同士で答案を評価するので、普段得にくい緊張感を体感できること。加えて、自分より良い答案を書く受講者がグループに必ずいらっしゃったので、参考にもなりモチベーションにもなるというメリットがありました。

中小企業診断士を目指す方へ

 二次試験では、論述できる水準まで知識が体系的に定着しているか、設問の趣旨が短時間で見抜けるか、が試されることになりますが、この力は地道に蓄積するほか身に付かないものかなと感じています。私は3年目に合格にたどり着きましたが、自分を信じて努力を継続できたことが試験合格に至った最終的な鍵だった、というのが試験を終えた今の感想です。私も診断士のスタート地点に立ったばかりの人間ですが、受験生の皆さんの努力が実を結び、診断士の仲間としてお会いできることを祈念しています。