5年目の正直

中小企業診断士2次筆記試験合格者

2020年度2次短期DVD通信講座 石原 健一郎様

中小企業診断士を目指した理由

20代の頃から何度か転職しつつ、ITに関連する仕事に携わってきました。いわゆる理系エンジニアではありませんが、もっとITを使ってビジネスや生活を便利で豊かにしたいという信念を持って、ビジネスとITの橋渡し役を担いたい常々考えています。コミュニケーションには自分が詳しいITだけでなく、ビジネス全般の知識や経験が必要であり、共通言語のようなものを習得したいと思っていました。
自分自身のITの体系的な理解とスキルの証明の一つとしては、情報処理技術者試験を利用してきました。それと同様に、経営に関わる全般知識を習得して、それを証明する一つの方法として、経営全般の知識を網羅している中小企業診断士という資格に注目して、これを取得したいと思うようになりました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

仕事をしながら学習が継続しやすくコストを抑えた方法を検討して、早稲田出版の書籍を使うことにしました。
前提として、私は大都市圏ではなく地方在住です。近隣に通学講座を設けている受験予備校はありませんでした。選択肢は、通信講座か、書籍による独学か、と思っていました。
インターネットや書店で調べていると、早稲田出版の『速修テキスト』は過去問題集も含まれていて、しかも講義動画をYouTubeで無料公開していることを知りました。他社の教材ではテキストと問題集は別々に買う必要がありますが、早稲田出版は各科目1冊で済みます。そのうえ、講義動画をすべて無料で視聴できるということで、書籍のみで理解できるか不安だった点も解消できそうです。通信講座と独学のメリットを合わせたような解決策だと感じて、この教材を選びました。
結果、1次試験は1回目の受験で合格でき、2次試験対策も自然と早稲田出版の書籍を購入して学習していくようになりました。

TBC受験研究会活用法

1次試験の学習

中小企業診断士試験の初受験は2016年度で、それ以降、1次試験は3回受験して3回合格しています。1次試験の学習は、『速修テキスト』と講義動画のみでほとんど完結しました。
具体的な学習の進め方は次のサイクルで、どんどん進めていきました。
①テキストを参照しながら講義動画を視聴して、板書をノートに写します。
②各章終わるごとに、穴埋め式問題、過去問題に取り組みます。
③できなかった問題のテキスト・ノートを見直します。
工夫した点としては、進捗の把握とモチベーション維持のために、Googleスプレッドシートに講義動画の一覧表を作成して、パソコンやスマホで常にチェックできるようにしていました。動画ごとに大まかな学習予定日をあらかじめ記入しておき、学習済みはセルの色を変えて進捗が見えるようにしました。
本試験の2週間前くらいに何とか一巡できました。本試験の過去問題をダウンロードして、本試験と同じ時間で練習することと、あとはテキストのテーマ別過去問題集を繰り返し学習しました。
2回目以降の1次試験では、テキストやノートの見直しと過去問題演習の取り組みで、合格点は取れるようになっていました。

2次試験の学習(2次短期DVD通信講座の活用)

問題は2次試験でした。2016年度の1次試験合格後に『2次テキスト』と講義動画による学習のみで臨みましたが、結果は不合格でした。翌年以降は仕事の環境変化もあって、以前より学習時間の確保が難しくなり、過去問題の演習も繰り返してみましたが、結局2019年度まで4年連続で2次試験不合格となってしまいました。
2020年度は覚悟を決めて、1次試験合格後に、「2次短期DVD通信講座」を申し込みました。受講してみて大きな違いはアウトプットであり、本試験80分に即した演習と通信添削は非常に有効だと感じられました。自分が実際の記述した解答を直接添削してもらうことで、インプット講義で学習した解答プロセスがどこまで実践できているか把握できます。また、「優秀答案分析講義」での「優秀答案」「もう一息答案」は、自分の答案に近い部分もあって、そこからいかに合格レベルへ持っていくポイントは非常に実践的で役立ちました。
結果として「2次短期DVD通信講座」を受講した2020年には、ついに2次筆記試験を合格することができました。5年目にして通信講座を受講したことが大きな要因だと感じています。しかしながら、初年度から素直に通信講座を受講していれば、時間も費用も大きく節約できたかもしれない、と少し悔やんでいます。

中小企業診断士を目指す方へ

多くの方が忙しい日々のなか、何とか時間を捻出して学習に取り組んでいると想像しています。ぜひとも効率的に努力できる方法をしっかり選んでほしいと思います。
中小企業診断士試験の学習領域は広範です。独学から始めると、その膨大さに途方に暮れて不安になりました。学習の方向性や試験委員や傾向の分析などはプロの力をうまく活用して、自分の努力が効果的になれば良いと思います。
私自身は合格したばかりで、今後中小企業診断士登録のための活動に取り組みますが、合格前と後では全く違う世界が見えてきたと感じているところです。これから試験に挑戦される皆様も、ぜひこの分岐点を超えてほしいと願っています。