「80分で全ての力を出し切るために」

中小企業診断士筆記試験合格者

2019年度2次集中DVD通信講座 戸田 智美様

中小企業診断士を目指した理由

 私は5年前、現在勤務する医療法人に財務担当者として中途入社しました。その頃から、組織は急成長し売上も数倍に増える中、組織規模に見合った組織体制を構築できず、人材育成も不十分であり、社員のモチベーションは低下し、毎月退職者が続出する状態でした。その様な組織の状態を何とかするべく尽力いただいたのが、当時顧問としてきていただいた中小企業診断士の先生でした。様々なご指導の中、改革を行い、組織が安定してく過程をすぐそばで経験させていただきました。企業が成長していくためには、規模にあった組織構造と人材育成が必要なことを実感し、より良い組織作りのために、自分自身も中小企業診断士を取得したいと思い資格取得を目指しました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 数ある予備校の中でも、TBC受験研究会が発表されている解答速報が最も分かりやすく、また自分で書ける知識で構成されていたからです。
1次試験から2次試験までの間の少ない時間では文章力を向上させる時間は私にはありませんでした。そのため、自分が今持っている1次知識のみで対応可能なこと、端的な文章で書かれていることを基準に予備校を選びました。TBC受験研究会の解答には「具体→抽象→具体」のTBCメソッドが端的に反映されており、短期間で効率良く、合格基準を満たせる答案が書けると思ったからです。
 また、2次テキストの中では受験生の弱点がチャートに従い、3パターンに分類されています。そのチャートに従うと私自身の弱点は「与件を読み解いた知識が解答に書けていない」というものでした。TBCメソッドを習得できれば、その弱点も克服可能と考え受講しました。

TBC受験研究会活用法

 1次試験から2次試験まで時間の無かった私は、当初から80分で合格答案を書くことを目標に過去問や答練を実施しました。そのため、「具体→抽象→具体」のプロセスをいかに早く行い、具体化した知識を解答に書けるかの練習を行いました。早朝、2次過去問題集を使い、手順を守りながら解く→通勤中DVDを聞き、手順や知識の確認を行うという勉強を繰り返し行いました。
また、模擬試験では初見の図、意味がよく分からない与件や設問にであった場合での点数を取に行く練習を行いました。解答そのものよりも「具体→抽象→具体」のメソッドを意識しなくても実践できる状態にもっていきました。

 TBC受験研究会の特徴といえば、「具体→抽象→具体」のメソッドと事例企業へのインタビューであると思います。合格することばかり考えてしまい、つい忘れがちになりますが中小企業診断士は実際の企業にアドバイスを行い資格です。そのためその企業の背景なくして診断することはできません。そのことの大切さを私はこのインタビューDVDから学びました。今まで以上に企業の背景を考え与件を読むようになり、驚くことに一番点数が伸びたのは事例Ⅳでした。仕事が財務担当ということもあり、事例Ⅳが得意だった私は、どうしても計算問題として事例Ⅳを解いていたのです。このDVDを見てから、私は事例Ⅳの与件を読み込む練習を行いました。与件を踏まえ計算問題を解いていくと、他の事例と同様に現状の課題から解決、将来の方向性が見えてきます。また、事例企業のインタビューを踏まえたDVDでは実際の企業と事例企業の変更点についても解説があります。敢えて試験委員が改変した部分を知れば、意識する与件も分かってきました。

 2次試験前の直前模試後、今までの勉強方法に不安を覚えた私は山口先生に今後の勉強方法について相談しました。その際、先生からいただいたのは「手順の確認、1次試験の確認と書き出し」と言うものでした。今まで私自身がやってきた勉強方法と変わらず、不安に思いながらもアドバイスを実行しました。直前期に新しいことにチャレンジせず、やってきたことの再確認と定着を図ったことが80分という本試験の短い時間の中で全力を出し切れ合格を勝ち取れたのだと思います。

中小企業診断士を目指す方へ

 年々企業の在り方が多様化していく中、中小企業診断士の資格の重要性がましていると思います。資格取得を目指す人も増える中、試験の難易度が上がったり、傾向が大きく変わることも予想されます。過去問の訓練だけでは中々限界があると思いますが、TBCメソッドは全ての事例に応用が利きます。また、山口先生がDVDの中でポロリをこぼされる言葉にも重要なヒントがあります。目と耳から必要な知識をインプットし、手を使ってアウトプットするという効率的方法で合格を勝ち取って下さい。