「TBC教材で実現できるムダのない2次試験対策」

中小企業診断士筆記試験合格者

2019年度速修2次テキスト 大井 秀人様

中小企業診断士を目指した理由

 私はメーカーで社内IT企画や商品企画を担当してきました。企画案検討や作成、社内外での説明、関係者との合意形成といった一連のプロセスを円滑に推進するには、経営知識、特に企業経営理論、マーケティング、財務・会計を体系的に習得する必要性を感じていました。数年前、中小企業診断士について調べた際、自身の課題意識と重なる部分が多く、知識の体系化に適しているとわかり興味を持ちました。さらに実務的にも企業様への助言や勉強会に関われる機会が得られキャリア形成にも繋がることがわかり、一念発起して資格取得に挑戦しました。

なぜ、TBC受験研究会(早稲田出版)を選んだか

 私は受験1年目で1次合格・2次不合格、2年目で2次合格です。仕事の時間的制約やコスト面から全て独学で準備しました。実は当初他社教材を利用していましたが、2次対策で答案作成プロセスの考え方が今ひとつピンとこず、別の教材を探していました。そのとき出会ったのがTBCの教材です。
TBCの2次対策テキストは、他社に比較しても論理的な構成で、①試験委員の特性を踏まえた出題傾向の説明、②具体・抽象の答案作成プロセス、③抽象化ブロックによる知識の体系化、と整理されている点が、非常にしっくりきました。さらにYouTubeで講義動画が無料配信されていたため即購入を決めました。

TBC受験研究会(早稲田出版)活用法

 TBCでは説明会などの動画も公開されています。まず、それを見て中小企業診断士試験の特徴・特性を理解されることが第一歩です。また2次試験の事例企業訪問の動画も公開されており、出題背景や意図を知ることができます。これはおそらく他の教材には無い内容で、試験の心構えを築く上にもあらかじめ見ておいたほうが良い内容です。ぜひ早い段階で視聴しょう。以下、各テキストの活用についてご紹介します。

(1)速修2次テキスト

 まず、テキストに入る前に一度過去問を見て(1年分でよいと思います)、どのようなことが問われるか把握しておくとよいです。これは、テキスト第2章のTBCメソッドの説明がありますが、その有効性がしっくりと理解できるからです。次に、実際のテキストで学習のメインである第3章と第4章について実践した内容をご紹介します。

 第3章では事例Ⅰ~Ⅳの演習があります。事例Ⅰ~Ⅲの回答文作成はTBCメソッドの「具体→抽象のプロセス」の分析をしっかり行い、これを元に文章を構築することが重要です。テキストの事例Ⅰ~Ⅲの演習は、①特色と対応、②具体→抽象のプロセス演習、③成功事例分析、④総まとめ演習で構成されていますが、この②~④の演習を繰り返し行い(3回程度)、回答作成の型を身につけました。実はこの型の習得は、過去問を単純に解くことより重要に思います。
事例Ⅳは財務・会計の計算問題がメインです。テキストの問題を一通り実施した後、不得意な部分は1次の教材に戻り学習し直しました。事例Ⅳの計算問題も型があるので、型どおりに正しく計算できることが重要なため、ここでもテキストを3回以上繰り返しました。また、不安な部分は1次の演習問題で繰り返し補強しました。

 第4章の抽象化ブロックシートは、「具体→抽象のプロセス」の理論的な基礎です。非常に体系的・網羅的に整理されており、基本的に丸暗記に近い状態にすることが理想です。第3章の演習と関連付けて覚えるのが有効ですが、それだけでは間に合わないので、私は抽象化ブロックシートの別冊子を作成し、暗記用マーカーを使い通勤時などのスキマ時間を活用して何度も繰り返して覚えるようにしました。

(2)速修2次過去問題集〈Ⅵ〉

 過去問演習は出題傾向の理解や回答作成訓練の観点で必須です。ただ、速修テキストの内容をマスターすると、過去問はある意味その実践に過ぎません(逆に、速修テキストのプロセスはそのくらい完成度が高いと感じます)。過去問演習では、出題者の意図を把握して、適切な「具体→抽象のプロセス」を再現し、回答を指定の文字数に収めることに注力しました。ただ、事例Ⅳの計算問題は不得意な部分を中心に何回も演習したほうがよいです。

中小企業診断士を目指す方へ

 中小企業診断士試験は試験範囲がとても広く、実務と並行しながらの準備は大変だと思います。その意味で教材の選択は非常に重要な要素です。TBCの教材は効率的に学習できるよう体系的に構成されている上、講義もYouTube配信でコストも低く、とても使いやすく信頼できるものと思います。信じて使い倒して頑張れば、きっと良い結果がもたらされます。途中で諦めずぜひ合格を勝ち取ってください!