アウトプット力を磨ける抽象化メソッド

2018年度2次集中DVD講座 大谷 昌彦様

中小企業診断士を目指した理由

これまでに企業経営に関する知識は学習していましたが、普段の会議やプレゼンの場において、直ぐに取り出せる知識体系として整理されていない事にもどかしさを感じていました。マーケティング戦略や組織人事施策等、あとで教科書や書籍を紐解けば上手く説明できることも、即興的なスキルとして活用できない状況でした。

もっと知識を体系化して実務でも使いこなせるようになりたい思っていた際に、中小企業診断士試験の二次試験で事例に基づく筆記試験があることを自分の実力や勉強の成果を図れるという面で興味を持ちました。難関国家資格である事の価値も当然ながら、実際の仕事に役立てられるスキルを身に着けたいと思い受験することを決めました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

●1次対策

TBCの一次試験用の速修テキストは、手軽に勉強をはじめるには最適でした。最初に企業経営理論を一冊購入し、講義内容や過去問演習などで、おおよそ一次試験合格に必要なレベル感を把握することが出来ました。

まさに、一冊で試験対策が可能という点は、そのとおりだと思いました。

●2次対策

二次対策については、受験校に通学する時間的な負担の面から通信制が第一選択肢でしたが、受験校における他の受験生との交流や情報交換も魅力的な要素ではあったので通学制も検討しました。

TBCの二次速修テキストの無料動画で、講義の質の高さを確認出来ていた事や、7回分の添削付きの演習と公開模試に加え事例Ⅳの特訓講座があり、更に優秀答案分析やスクーリングで他の受講生の解答を参考にできたりディスカッションをする機会が持てることも、通信講座に足りない面を補うシステムとして魅力的でした。

TBC受験研究会活用法

一次試験の各科目は、各章毎に精読しながら、講義を倍速で聴きながら、テキストに載っていない重要なポイントは書き込みをしていきました。また、付録の問題演習も計画的に三回以上解き直し、理解不足の部分はテキストへの書き込みなどをしながら知識定着に努めました。

二次試験の対策としては、まず抽象化ブロックシートの内容をパワーポイントで作成し、演習などで学習した内容を追加したり整理したりしながら、カスタマイズしていきました。これらの作業を通じて、各ブロックシートの知識間のつながりの理解にも役立ったと思います。

演習問題では、まずは制限時間内で取り組み、時間内に解答できるようなプロセスの構築と改善に努めました。

そして、解説を読む前に、再度、与件文の記述や各設問内容を抽象化しそれに対応する与件文を抜き出す作業も行いました。演習での得点結果よりも与件文や設問に基づいた知識の引出し・活用が出来たかの確認に重点をおいて取り組みました。

添削内容の復習方法としては、各設問の指摘内容や特に得点が低かった設問で自分の解答に含まれていなかった解答要素の見落とし原因を分析することに努めました。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

中小企業診断士の受験勉強を通じて、知識と共にそれを活用して即興的にアウトプットする能力や書く能力が身につけれる事はMBA等と比べても大きなメリットだと思います。また、受験勉強を通じて学習した知識は販売士1級等の資格取得にも役立ちます。

二次試験は正解が公表されないため得点を伸ばし方法に悩む事もあると思いますが、試験で求められている能力、つまり、事例企業の与件文に基づいて知識を応用しアウトプットする能力を客観的に示すことができるようになれば合格点は確保できるようになると思います。そのために、具体・抽象・具体化のプロセスは役に立つと思います。