診断士試験の壁

2018年度2次速修テキスト 田中 洋一様

中小企業診断士を目指した理由

私は特殊な計測機器を開発、製造、販売している企業の製品開発部門でエンジニアをしています。そんな私が経営に興味をもったのは「もしドラ」が出版されドラッカーブームが起きていたころだったと思います。「マネジメント」から始まり、伊丹先生の「イノベーションを興す」、野中先生の「知識創造企業」などを読んだのですが、内容に共感できるものの知識が身についたのか、あやふやな時期がしばらくありました。
またこの時期携帯ゲームが流行り始めていました。暇さえあれば携帯をいじり、レベルアップに勤しむ日々。これはまずいと思い、ゲームでレベルを上げるくらいなら自身のレベルを上げようと決め、資格を取ることにしました。TOEIC、FP、簿記、知財、情報処理と受験し、最終目標を中小企業診断士に定めました。
診断士の勉強を開始したのは2年前です。1次試験のボリュームがこれまで受験してきた資格とは比較になりません。さらに妻の出産、引越しも重なり数年かかるかと思っていましたが運よく1次試験を1年目でパスできました。その勢いで2次試験も、と臨みましたが1年目はCBACという結果であえなく撃沈でした。それほど甘くはないとは思っていたものの、特に事例1がなぜC評価だったのか、全く理解できませんでした。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

そんな時、TBC受験研究会の速修2次テキストを見つけました。そもそも2次試験は教科書的なものが少ない中、2次試験の終了からあまり時間をかけずに出版されていること、動画での講義が無料であることが魅力でした。
速修2次テキストを読んで、なぜ事例IがC評価だったのか、わかった気がしました。持っているはずの知識を全く活かせておらず、ほとんど思いつきの回答をしていたことに気付かされました。

TBC受験研究会活用法(早稲田出版)

テキストはスタンダードに頭から順に読み、演習をこなしていきました。並行してテキストで読んだ部分の動画を少し遅れて見るようにしました。動画は電車での移動時に繰り返し見ていました。電車での移動が多いので、場所を選ばない動画での学習は非常に有効だったと思います。この結果、早い時期に回答作成のルーティンを意識できるようになりました。その後過去問を中心とした学習にうつりましたが、ベースができたことがその後の学習を有意義なものにしたと思います。

また巻末の抽象化ブロックシートを元にマインドマップの暗記帳を作り、マインドマップの形で記憶する、ということをやりました。これは、口述試験の直前まで続けました。2次の筆記、口述試験とも瞬発的に多面的な切り口を作ることに役立ったと思います

2次の模擬試験もTBC受験研究会で受験しました。1年目に某大手の模擬試験を受けたのですが、それと比べると記載されているコメントが分かりやすかったと思います。もちろん当時は学習が不十分だったこともありますが、その専門学校に通っていればわかるような書き方をされているのかな、と思いました。

中小企業診断士を目指す方へ

これから中小企業診断士を目指す方へ、私と同様、多くの受験生にとって2次試験は大きな壁になると思います。2次試験を対策することは決して試験のためだけではありません。私は汎用的に使えるロジカルな考え方、伝え方を習得できたと考えています。それを意識し練習することで合格は近づきます。ぜひ挑戦してください!