合否を分けた試験直前でのTBC活用法

2017年度2次集中DVD講座 上西 竹史様

中小企業診断士を目指した理由

 ある4月の朝、勤務する会社の通信教育の冊子を眺めていた。 その時、「“中小企業診断士”の資格とれたら、素敵だな。」という妻からの一言がきっかけでした。彼女が言うなら多分何かの役に立つのだろうと、いう程度の気持ちから2年半におよぶ受験生活がスタートした。その妻の言葉どおり、就職して以来勉強をしてこなかった私にとって、まさに業務を遂行する上でも実践的な論理を得る想像以上の収穫と喜び(苦しみ?)を与えてくれることになりました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

 会社の通信教育は産能大学の通信講座。(実は中身はすべてTBCの速修テキストであったことは後日知る。)1次試験日までわずか、2ヶ月半の状況。各教科1週間でテキストを読破し、過去問を繰り返し、必要箇所は再度テキストに戻り確認をするスタイルで行った。運にも恵まれ、1次を突破。それだけ、TBC速修テキストの内容は、コンパクトに充実して詰まっていたことの裏返しと今思います。

 初年度の2次は、LECのDVD講座を頼りに“独学”でおこなった。2次試験当日の感触は自分自身の持てる力は出し切った感覚はあったものの、結果はBCBCで惨敗であった。

 2年目に入り、勉強のやり方がわからないまま過ぎていく。予備校に通うのが嫌な私は、漫然と過去問を解く&「企業診断」を図書館で借り問題を解く“独学”を続けていたが、自分の答えが良いのか悪いのかわからない状況のまま過ぎていく。
試験も近い9月のある日、2次速修過去問題集の無料動画を初めて見て衝撃!各問で求められているのは、診断士として、持つべき知識を正しく理解しているか?を測るためであること。そのためには「具体→抽象→具体」TBCメソッド&抽象化ブロックシートを徹底理解が近道であること。そうか!ようやく道が開けた!今まで、テクニック的な“設問構造”・“キーワード”、まして“写経”と言った言葉しか聞いたとがない私には衝撃であった。
早速速修テキストを購入し、抽象化ブロックシートを少しでも理解しようとしたが、すでに遅かった。結果はCBBAの再び惨敗。このまま終われない気持ちと次年度の必勝を期して年初からTBCの申し込みを決め、臨むこととなる。

TBC受験研究会活用法

◆TBC活用方法

 3年目の学習スタイルとしては以下のように行いました。
学習仲間:会社での同志(TAC、ASS、KEC等他校の話も聴け、面白い)時々情報交換。
学習場所:週末中心に自宅近隣の千葉大学 非常に学習はかどる。定期試験前は息子と一緒。
学習内容:2次試験向け→月1回ペースの答練とスクーリング(スクーリングでのアウトプットは周りとのレベル感の把握、知識の定着度を測る良い機会。毎回解説を聞く度に実力の不足を痛感し、学習へのモチベーションに。)
1次試験向け→GW明けより1次学習(過去問・2年前のテキスト・一部TBC速修テキストを購入)

     

 この学習ペースは自分には非常にあったものでした。受験を終えた息子達との旅行も一緒に行くことが出来、仕事・家族とバランスをとれた学習ペースをキープすることができました。TBCは時間のあるときに(時には動画視聴は2倍速で見ながら短縮して、聞き逃したところは再度聴いて)進めることができます。1次の学習を再開したGW後でも、2次の学習を無理なく継続することも出来ました。1次の学習は、難化傾向があると言われた法務・情報システムに時間を多く割き、1次をクリア。3度目の2次試験に臨むことになります。

◆直前期のTBC活用法

 勉強ペースは安定していましたが、成績は安定せず60点以上の合格点を安定的にとることは、なかなか出来ずの伸び悩んでおりました。そんな私の合否を最後に分けたであろうことは、
➀直前講習に参加したこと。
TBCの全て答練を9月以後再度解き、振り返りを行ったこと、
だと思います。印象深いものとして、
・直前講習で、組織構造の例題と解説講義で、(マトリックス組織まで昨年は出題されたので、基本的な内容が変形して出題されるのではという話が頭に残っており)事例Ⅰ第2問の機能別組織にすんなり気付き、落着いて解答できた。
・除却損の処理は答練でも再度復習をした内容で、事例Ⅳ第3問(設問1)のキャッシュフロー計算を落ち着いて処理ができた。
その他、基本的な解答のエッセンスは全て答練の問題の中に網羅され、それを振り返りしたことで、各事例共論拠と自信を持って素早く、落着いて、回答できた。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

 勤めながら、本資格を目指す方も多いとおもいます。TBCは動画視聴による時間短縮効果とスクーリングによるメリットで、ビジネスパーソンには、対費用(時間と金額)効果が大きい学習先と思います。診断士としての活躍はまだですが、日々学んだことで、業務上の視野は確実に広がり、キャリアデザインも変わってくると思います。2年半の学びがもたらしてくれたものに感謝し、活用をしていきたいと思います。