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本物志向の受験対策

診断士取得を目指したきっかけ

私は中小企業の事業再生や事業承継分野を中心業務とする実務家であり、業務の中で事業性の評価は不可欠であり、同業者内にも診断士の資格保有者がいたこと、経営学等の学習経験もあったことなどから、診断士資格に関心を持ちました。
初受験の年の1月にTBCの2次集中DVD講座を申し込みましたが、2月までは海外出張があり、その後6月頃までは海外の大学院の受験も重なり、なかなか診断士受験に本腰を入れることができず、気が付けば8月の1次試験が目前に迫っていました。

TBCを選んだ理由

診断士に関心を抱いたものの1次対策に時間とお金をかけられないと思っていたところ、TBC 1次動画を偶然見つけたのがTBCとの出会いでした。その動画を見て、TBCが受験テクニックの伝授よりも各講師の方々が得意分野での実務体験を重視した講義をなさってており好感が持てたこと、また、TBCが多資格対策にまんべんなく取り組むのではなく診断士に専門特化しており、しかも2次対策重視であることなどがTBCを選んだ理由です。

春頃からTBCスクーリングにも参加して講師の話を直接聞き、同じ目標を持つ受験生と出会い、受験生のレベルも実感でき、上位2割以内という合格ラインを肌感覚で習得できました。後で知ったことですが与件の切貼法や国語技術を受験指導として重視しているところもあり、習得するに越したことはありませんが、それだけでは合格できる試験ではないのでTBCを選んで良かったと思っています。

TBC活用法

1次も2次もテキストはTBCのものを中心に、1次では苦手科目を単科攻略講座で補強し、2次対策ではTBCの2次集中DVD講座やスクーリング、補充として一次試験用動画を活用しました。受験に割ける時間が短かったため、1次模試は受験せず、問題と解答の分析にとどめましたがTBCの模試は解説が充実しており重点の整理に役立ちました。

2次試験の模試については答案練習の一つとして利用しましたが、私の場合、模試に限らず、とにかく80分の時間をまとめて確保することができないため、字数感覚や合格要素を確認するために活用しました。復習ではワープロ入力していくつかの回答案を作成したこともありました。

私の勉強法

受験生のタイプによりますが、私の場合は準本物志向というか、学問的にも理解しないと受験にも生かせないタイプですので、受験校の1次対策の費用は最小限に抑え、試験委員や米国の学者の著作等をはじめとする書籍購入に予算を振り向け、動画やDVDで得た基本的な知識や診断士的思考をもとにして理解を深めることに費やしました。

畑違いの情報システムもTBCの動画で基礎を押さえた後、情報系の書籍を読み進めました。インターネットを活用して、用語や関連事項の検索、類似事例の吸収等に利用しました。2次対策では情報収集と答案作成の経験不足を補うため他の受験校の模試や答練も利用しましたが、TBCが合格までのペースメーカーでした。

また2次テキスト末尾の『抽象化ブロックシート』は直前期の知識の整理に役に立ちました。範囲を広げた勉強方法でしたが、直前に戻るところを明確にしてあったことによって、最低限抑えるところを外さないことができ、大きな失敗につながらなかったと思います。

メッセージ

バックグランド、合格目標年限、合格に割ける資源など、受験生によってさまざまと思います。私の場合には、中小企業の経営に関与する機会もあり、経営学の学習経験があり、3科目の科目免除が利用できましたが、逆に情報系は素人で、自身が職場の経営者であり残業も休日出勤も常態化しており受験勉強の時間もなかなか取れないなどの不利な点もありました。

おひとりおひとりにとって合格に必要な要素を分析して、その各要素について合格までのギャップを測ること、また、合格目標年と合格確率をどの程度に設定するかにより勉強の範囲と深さを設定することが重要と思います。

もっとも、2次試験については合格に必要な要素の把握はやや困難でした。2次の過去問等についても他校の回答と比較もしましたが、回答がまちまちであり、学習を始めたころは戸惑いましたが、その相違を把握して、それぞれの回答例をどう改善すればよいかを見極めることも学習には役に立ちました。

また、TBCの動画でヒントを得ましたが、とくに経験が薄かったマーケティング分野では買物、外食、散歩、旅行体験を知識の再確認の場として活用したり、職場のパソコンの故障やセキュリティ対策の機会に情報システムの知識の復習もしたり等、日常の体験を生かしての知識の定着もできました。また、インターネットや経営情報誌を活用して、周辺知識やトレンドを知ることができたことは、1次対策だけでなく、2次の答案の背景知識の習得としても役に立ちました。

皆様に参考になれば幸いです。