「自分の学習法を見つけて継続すること」

22梅沢卓_写真

中小企業診断士を目指した理由

①現在の勤務先では規模が大きく組織で対応するようなビジネスを担当しており個人としても価値を創出する力を磨きたい、②以前MBA短期留学し経営や戦略全般に興味が出て体系的に学びたい、という思いがあり中小企業診断士を目指しました。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

1次の無料動画が素晴らしかったからです。当初は、合格までやり抜くという強い意思ではなく、「無理せず、でも、継続は力なり」という妙な理由づけで、先ずはやってみよう、というスタンスだったことから1次は通勤電車で過去問を繰り返すのみ、という完全独学で3回受験しました。1回目の25年度は業務上の理由から2科目しか受験していませんので、26年度の2回目が実質本番のつもりで受験しましたが、総得点が僅か8点足りず経済、運営管理、経営情報システムが不合格でした。3年目の27年度も3科目に対して今迄通りの過去問のみのスタイルを継続していましたが、年度により同じ事で問い方を変えるような対応力が必要な問題があることに気がつき、基本的な知識や体系的な理解が不足しているのでは?と思っていた際にTBCの無料動画を見つけました。非常に分かり易く、内容も十分で、先ずは一回じっくりと見た後、駅までの徒歩時間や昼休みなどの隙間時間にひたすら聞き流し、結果として1次を無事合格しました。総得点は僅か6点超えたのみで、26年度と比較すると僅かな得点差ですが、関連知識も踏まえ何故正答なのか?ということを意識した解答ができ、明らかに得点の内容が違ったと思います。

2次は2回チャンスがあるので来年が本番と思い1次と同じように独学で、と思っていましたが体験談などに「先ず一度は過去問を解答」とあり、試しに解答してみると、模範解答とは似ても似つかず、解説も言われてみたらそういう感じもする、というようなレベルでした。時間をかけても学習法が分からなければ無駄な時間を費やすだけであり、1次の動画の印象もあり、迷わずTBCの2次短期DVD通信講座を申込みました。

TBC受験研究会活用法

問題へのアプローチや解法など基本的な説明は2次もかなりの分量の無料動画がありその動画で学習しました。その後、4回分の演習として問題と解答解説、DVDが送付されてきて、いきなり模試4回分のような印象を受けました。「80分計って解答を」と山口先生と鳥島先生が動画上で毎回ご説明していたにも関わらず、先述の過去問の模範解答と異なったことが気になり、自分がとことん考えた解答にどのような得点がつくのか知りたかったこともあり、80分は計らず数日かけて自分の考えを加筆修正し、更には、解答解説を見ながら自分の意見に合致するものを加味して提出をしましたが、60点には届かないものばかりでした。どのように勉強したら良いか掴めていなかったのですが、暫くすると優秀答案の解説動画がアップされ、それを見ていた際に、過去問が応用問題だとすると、TBCの演習は、「サービスとは?→無形性」など1次知識を意識しながら解答を作成するような構成で、解答プロセスの習得に最適と思い、その流れを身につけることを意識しました。実は、このメソッドはTBCの「具体→抽象→具体」という事例の具体的な課題を抽出して一般知識(主に1次知識)に置き換え、その中で事例にあった事項を選択して解答する、という方法なのですが、この考え方が非常に理に適っていると感じました。実際、27年度の2次筆記では、事例中に解答に直結する記載が少なかったのですが、1次知識が即座に頭に浮かんだことから応用に費やせる時間が稼げたと思います。応用力が重要、というのも正しいとは思いますが、基礎あってこその応用で、その観点からは1次の基本的な知識と体系的な理解が重要なのだと思います。その他、TBCの演習で良かった点としては、企業の強みは?というSWOTなど、受験生のバックグラウンドによっても解釈が異なる事もあるとは思いますが、中小企業診断士試験における定番解答などが理解できる点で、これは受験校の教材の強みなのだと思います。また、動画で「事例は切り分けが難しい場合がある。事例Ⅰは組織人事、Ⅱはマーケティングなど各事例の大きなテーマを意識。設問間の関連を意識。」など繰り返し説明を受けた重要キーワードや考え方については無意識の内に定着していたのだと思います。

余談となりますが、何度も動画を見ていたこともあり、2次筆記合格後に口述試験対策セミナーの予約でTELした際に初めて鳥島先生とお話しをし、セミナー教室で山口先生と初めて直接お会いし、お2人とも初めてにも関わらず何度もお会いしているような不思議な感覚がありました。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

学習を通じて、受験動機の1つとなる②の経営や戦略の学習については、全く知らなかったり断片的であった知識を学ぶごとが出来たと思います。また、これから受ける実務補習は、かなりハードなようで不安を感じていますが、だからこそ受験動機の①の個人としての実力が磨かれるのではないかと前向きに捉えるとともに、いずれにせよ中小企業診断士を受験しなければ得ることが出来ない貴重な体験で受験して本当に良かったと思っています。

一方、合格者の集まりで聞いた話や、受験会場で自作の資料や多数の書き込みがあるテキストで学習している方々を見た際に、資料を纏めるどころか書き込みもしなかったことを考えると、自分はまだまだ勉強不足で運に恵まれたのだろうなとも思いました。

強い意志に支えられスタートしたわけでもなければ、学習期間中に劇的なドラマがあったわけでもなく、平凡な受験記録ですが、自分なりの学習法を見つけてコツコツと努力を継続したことが良かったのでしょうし、このような合格者もいるのだと、少しでも参考になる点があれば幸いです。2次筆記で合格していることを知った際に頭に浮かんだのは「努力は裏切らない」でした。山あり谷ありの方、着々と学習を進めている方、と人それぞれだと思いますが、日々努力されている皆様が合格できることを祈念しております。