新井様

「中小企業診断士試験の合格は、私のオーバーフィフティからの物語の始まりです。」


中小企業診断士を目指した理由

平成21年の6月から中小企業診断士試験の勉強を始め、平成26年度の2次試験に合格しました。長年に渡る受験生としての仕事と勉学を両立させる生活を支えてくれたのは、家族の協力と、TBC受験研究会の道案内です。

私が中小企業診断士を目指した理由は、社会や人の役に立つ資格の中で「中小企業診断士」が、私自身に最も合っていると思えたからです。私は工学部の出身で、電子部品メーカーに約25年勤務しました。家庭の事情等もあり、退職後、何か地域社会に貢献できる方法はないかと模索しておりました。国家資格を色々と調べる内に「中小企業診断士」の存在を知りました。試験要項を良く見ると、1次試験の運営管理の生産技術と2次試験の事例Ⅲ「生産・技術に関する事例」では、長年私が携わってきた生産技術の知識が強い武器になると考えました。50歳を間近に控えた挑戦の始まりです。

なぜ、TBC受験研究会を選んだか

一年でも早く合格して中小企業診断士として活躍したいという思いから、独学ではなく、スクールを利用することを考えました。ウェブを使い、中小企業診断士に関する情報を収集する中で、TBC受験研究会の存在を知りました。複数のスクールからTBC受験研究会に決めた理由は、中小企業診断士試験の合格をゴールと見受けられるスクールが多い中で、TBC受験研究会は、合格後のフォロー体制が最も優れていると思えたからです。難関と云われる国家資格を取得しても宝の持ち腐れにせずに、大いに活かしたいと考えていましたので、私とTBC受験研究会の相性が良いと思えました。

TBC受験研究会活用法

●平成26年の一次試験対策
平成26年度の二次試験を受験するためには、一次試験の合格が不可欠でした。一次試験受験からの挑戦です。最初の一次試験合格まで3年を要したので、中小企業診断士二次試験合格までの最大の関門は、一次試験の合格に思われました。矢田先生から頂いた言葉の中で一番勇気づけられたのは、「一度、一次試験を通っているので、やるべき事をやれば大丈夫」といった内容のアドバイスでした。

早稲田出版の「一次試験対策精厳選問題集」は、大いに役立ちました。中小企業経営以外の6科目を購入しました。掲載されている問題が、年度別ではなく、分類別の重要な問題を掲載しているので、無駄なく演習ができました。どうしても理解できない問いには、解説文をマーカーでチェックしたり、キーワードをノートに書き写したりして、理解を深めました。また、巻末に掲載されていた2回分の一次模擬試験の問題では、時間を意識して解きました。不正解の問題を克服するのに、解答解説講義がウェブに公開されているので紙媒体だけよりも理解が進みました。模擬試験では、正答率が高いのに不正解だった問題を重点的に解き直しました。

●平成26年の3回目の二次試験受験
山口先生のカウンセリングを受け、二次試験の1日の内でのペース配分を考え、余力を持ち事例Ⅳを迎えることが課題の一つと分かりました。私が習ったTBCメソッドは、設問文を具体化して何が問われているか明確にし、具体化で解法の理論的背景を意識し、再度具体化で与件文から選び出すというものです。講座が進みケーススタディーが始まりましたが、事例Ⅱのマーケティングの調子が出ませんでした。平成24年までは、マーケティングはどちらかというと得意としていただけに、苦しみました。

その暗闇に一筋の光を差し込まれたのも、TBCの矢田先生の助言がきっかけでした。「合格者の感想から『ズバッ』とした答案でなく、『ふわっ』とした答案で十分に合格圏に入れる。」とい内容でした。ハッと気づきました。高得点狙うあまり、時に的を外して平均点以下になってしまった。高得点を狙うのではなく、合格点を狙うという鉄則を忘れていました。また、返却された添削済みの答案に書かれた暖かい言葉から、自己中心的な解答を見直し作問者の求める解答を意識するようになりました。

そして二次試験当日、今までに課題となったことに対する対処の忠実な実践に努めました。与件文を重視して、設問に忠実に答える。設問のしかたにより何を答えていいのか迷ったときは、与件文に中からヒントを必死で探しました。出来は本当に「ふわっ」とした答案になりました。全く自信を持てなく、本当に合格しているのか半信半疑でしたが、筆記試験の合格者に私の受験番号を見つけた時は、TBCの講師の先生方を信じて良かったと思いました。

中小企業診断士を目指す方へのメッセージ

幸いTBC受験研究会には、現役で活躍されている中小企業診断士が多数在籍しております。身近な先輩を見習い早く中小企業診断士としての立ち位置を確立したいと思いますが、受験を決めた頃の初心を忘れずに、今までお世話になった地元に貢献して周りの人達を幸せにできる診断士になれれば良いと思います。

最後に、何か新しい挑戦を始めるのに、年齢は関係ありませんし、遅すぎることもありません。必要なことは、強い意志と的確な行動のみです。もちろん家族の協力があれば、強力な援軍になります。年齢を理由に諦めないでください。私の合格体験記が、いわゆる中高年受験生の励みになれば幸いです。「自信を持って試験に臨み、実力通りの力を発揮できれば合格出来る。」と強く思うことが大切です。