ご挨拶

中小企業診断士を目指しているみなさま、また、中小企業診断士を取得してキャリアアップを積み重ねているみなさま、経営教育総合研究所代表の山口正浩です。受験校講師として約20年間、独立診断士として株式会社を設立し約14年間活動しています。今では弊社に登録していただいている997名の中小企業診断士の方と、執筆活動やコンサルティング、中小企業診断士の受験対策や実務従事、理論政策更新研修と、お互いにさらなるキャリアアップを目指した切磋琢磨するとともに、みなさまの資格合格のお役に立てるように取り組んでいます。

中小企業診断士の受験開始から登録まで

中小企業診断士の受験を思い立ったきっかけは、以前勤めていた会社の業績が悪化し経営危機に直面したとき、漠然と大学生活を過ごし就職したため、自分はどうなってしまうのかという不安感と、手に職をつけて転職することで、勤めている会社から逃げ出したいという後ろ向きな理由でした。
いざ、中小企業診断士を目指そうと書店に行くと、当時は1次試験の科目が8科目もあり、1次試験も記述式、2次試験も記述式の試験だったため、現在の自分の実力では独学での合格は無理と判断し、受験校を探し、TBC受験研究会で学習を始めました。当時の中小企業診断士の受験予備校は、TBC受験研究会も他の受験予備校も、1次試験・2次試験の通年講座が42万円以上したため、年収が200万円台の私にとってとにかく高くて驚いたことを覚えています。合格後も41万円ほどかかったため、診断士1年目はカードローンでお金を借りなければならず、倒産寸前の企業のように資金がショート寸前でした。
私の周りの友人に「何で中小企業診断士を受験しないのか」と聞いた時にも合格前と合格後にとてもお金がかかるからといわれ、多くの方が中小企業診断士取得に一歩踏み出せない理由は、科目の難しさよりも金銭的な制約が大きいことを感じていました。

副業としての中小企業診断士から、独立診断士へ

合格後は投資したお金を早く回収しなければと思い、副業で中小企業診断士の資格を活用していました。勤務先にばれないように、毎週休みの日はTBC受験研究会に足しげく通い、先輩の先生方から、執筆やコンサルティング資料のまとめ、受験対策教材の作成などのお仕事をいただき、お金を稼ぐとともにライティングスキル、コンサルティングスキル、プレゼンテーションスキルを積み上げていきました。かなり副業に力を入れていたため、半年ぐらいで受験にかかった費用を回収することができました。本当に当時の先輩の先生方にはお世話になりました。2年ぐらい副業した後、退職し、中小企業診断士として講師業を中心に活動を開始しました。
そうこうしているうちに、TBC受験研究会の法人営業を担当することになり、地方銀行や信用金庫、政府系金融機関、大手メーカーで、中小企業診断士を志す方に、受験対策講座を通して合格のお手伝いをさせていただきました。この頃、中小企業診断士の受験対策講座は、私が受験していた当時と比べて、価格も下がり、サービスも良くなっていましたが、それでも当時の私と同じ20代の方から見ると、会社が一部負担してくれていても、なかなか踏み込めないものでした。企業の人事担当者の方からも、「もう少し若い方がたくさん挑戦してくれれば」という声がありましたが、受験予備校という現在のビジネスモデルでは限界があり、期待に添えるような価格の提案は困難なものでした。

TBC受験研究会の代表就任と早稲田出版の買収

中小企業診断士として、6年が経ちTBC受験研究会の代表に就任したときに、もっと多くの方が中小企業診断士試験にチャレンジできるような仕組みを創りたいと思い、このとき、出版社を買収するという目標を立てました。そして、今から4年前に、当時、減価償却の書籍を執筆していた時の担当編集長から早稲田出版を紹介され、買収後、誰でも気軽に中小企業診断士の合格を目指せるよう、独学の受験生が一番ネックとなっていた、プロ講師による講義を無料配信し、「テキストとテキストに付いている精選過去問集と無料動画で合格する」という業界初の取り組みを始めました。この取り組みから1年が経ち、早稲田出版の速修テキストだけで、予想を大幅に上回る多数の1次試験の合格者を輩出でき、地方銀行の人事部長の方からも、20代の方が32名も中小企業診断士に挑戦して、行内でも勉強する意欲が若い世代にまで浸透し、24歳のストレート合格者が出たという話を伺い、受験校の時にはできなかったことが、一つ達成できるようになりました。
これからも全ての受験生が1次試験は独学で合格できるよう、TBC受験研究会のホームページからの情報発信と、インプット学習はいつでもどこでもスマホで気軽に学習できる早稲田出版の環境づくりにより、みなさまの受験勉強を応援していきたいと思っております。